「咳ぜんそく」は別の病気です!
「咳喘息(ぜんそく)」と呼ばれる疾病が存在します。しかし、これは「喘息」とは区別される病気です。しかし治療しないと、約30パーセントが本格的な喘息(ぜんそく)へと移行します。
「咳ぜんそく」とは
咳喘息(ぜんそく)とは、喘息とよく似た病気です。この咳ぜんそくは一カ月以上の間咳が続くのが特徴です。
症状としては
- 激しい咳
- 夜中や明け方に発作が起きる
- 誘因はアレルゲン、煙、気温(寒暖)の差がある
治療
- 市販の咳止めの薬は効果なし
- 吸入ステロイド薬、気管支拡張剤が必要
「喘息(ぜんそく)」との違い
- 「ヒューヒュー」という喘鳴なし
- 淡(たん)ああまり出ない
- 呼吸困難はあまりない
- 薬物治療によって、数か月で症状が治まる
「咳ぜんそく」の3割が本格的な喘息(喘息)へ
最近この「咳ぜんそく」は増えているようです。
認知度がないので、多くの患者さんが、風邪の症状としての咳が長引いているとしか思っていないようです。
咳止めなどが効かず症状が続くなら、専門医へ相談しなければなりません。3割の患者が喘息へと移行しているのです。
咳喘息の治療としては、気管支拡張剤や吸入ステロイド薬があり、それらを数カ月にわたり用いて治療するならほとんどが治るでしょう。
次のような症状は病院へ
- しつこい咳が一カ月以上出ている
- いったん咳が出始めると咳き込みすぎて胸が痛くなる
- のどに違和感(イガイガ)を感じる
- たばこの煙や、気温の差によってむせて咳が出る
- 夜中から明け方にかけて咳の症状が出やすい