喘息の治療と薬とは?
喘息で亡くなる最近のタイプとは?
テレサテンがホテルの一室でなくなったのは、喘息の発作であったことは有名ですね。これは喘息の発作がいかに突然やってくるかを教えいます。
喘息は決して軽く見てはならないのですね。
年間2700人以上が気管支喘息で亡くなる
確かに最近は、喘息の治療が対症療法から、原因療法に変わってきたために、喘息の発作で死亡する人は、少なくなっているようですね。
しかし、日本では2006年の統計で喘息が原因で2700名以上の患者が死亡しています。
実はこれは、先進国の中で第2位の死亡率です。以下は2004年のデータです。
- シンガポール
- 日本
- 韓国
- フランス
- アメリカ合衆国
- オーストラリア
- カナダ
- スエーデン
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治療は症状が出ていない時こそ肝心だ!
前項で喘息で亡くなる最近のタイプとは、「気管支喘息の治療を始めても、症状が軽快するとすぐに安心して、治療の必要性を感じなくなる」患者であることでしたね。
ですから、喘息の治療(原因療法)の最も基本となるのは、喘息の症状、発作が出ていたい時に、定期的な治療を行うことです。
気管支の炎症は自然に治らず
死の危険を低く抑えるために、喘息の発作が起きたらどのように対処療法を施すかを知っておくだけでは十分ではないのです。
大切なのは、喘息の症状そのものが出ないように日ごろの治療を十分しておくことですね。(原因療法)
治療の最大の目標とは?
喘息(ぜんそく)の治療の最大の目標とは何でしょうか?
それは、気道の炎症を抑えて、喘息の症状(苦しみ、発作)が長期間に渡って起きないことです。
喘息の治療の目的で一番大切なのは、症状が出ないようにする(対処療法)ではありません。
治療の絶好の機会
したがって、喘息の症状や発作が起きていない時こそ、ぜんそく治療の好機とみなす必要がなります。
症状が起きていない時に、喘息根本治療に取り組めるのです。
このように発作が起きていない時に、治療のチャンスと思わない患者が多いですが、そのような喘息患者は、喘息の最新の治療についての情報(喘息とは?)をもっと取り入れる必要があります。
病気のない健康な人と同じような、普通の日常生活を送れる状態に持っていくことが、喘息治療の最大の目標であるのです。
治療の中心の薬物療法とは?
気管支喘息の治療はお薬が中心ですね。
これまで私の喘息も薬物療法のおかげで、数ヶ月間喘息の発作から解放されています。
気管支喘息の治療薬の種類も様々です。ここで、2つの分類について見てゆきます。
摂取方法での分類
目的に応じて、喘息の薬の用い方が違うようです。以下の4種類に分けられます。
| 吸入剤(薬) | 口から吸入するタイプの喘息(ぜんそく)の薬 |
| 経口薬 | 飲み薬のタイプ |
| 貼り薬 | 背中、腕、胸部、などにサロンパスのように張り付ける、薬のこと。皮膚から喘息の治療薬を吸収させる。 |
| 注射 | 緊急時などに行われる。 |
薬の選択は症状で4段階
気管支喘息の治療のための薬剤の選択は、日本アレルギー協会の喘息(ぜんそく)治療のガイドラインに基づくと、4つの段階があります。
これらのどの段階に合わせて、薬による喘息の治療を進めるかは、喘息患者それどれの症状、年齢、体質などが考慮されるようです。
一般的に、喘息の症状が重いと、薬も強く、量も多くなる傾向にあります。
薬の調整
症状が改善されてゆくと、様子を観察しながら、薬を少しづつ減らしてゆきます。2,3カ月ごとに見直されるようです。
時には薬が減らされると、喘息の症状が再び悪化する患者がいます。そのようなぜんそく患者の場合は、薬の量や種類が見直されて、増やされることもあります。
大切なことは、医師の処方を信頼し、処方通りに、喘息の薬を活用することです。
自己判断で、喘息の薬を増減させるなら、医師はなぜ改善されているのか、なぜ悪化したのか、これからどのような治療を施せばいいのかが、分からなくなるでしょう。
治療の中心:ステロイド吸入薬の副作用は?
治療薬の中心は吸入するタイプのステロイド薬です。
気管支喘息の原因療法、根治に欠かせない薬物治療方法で欠かせないものです。
副作用を心配するに及ばず
ステロイド薬を何かと心配する人がいます。
たしかに、飲み薬で処方する場合、全身に回りますので、それなりの副作用が出る場合もあります。
しかし、気管支喘息の治療において、吸入ステロイド薬はほとんど副作用を気にする必要はありません。
私も使っていますが、喘息の治療吸入薬(コントローラー長期管理薬)「アドエア ディスカス」などのステロイド入りの吸入薬は、粉末状の薬剤の中に、ごく微量にしか含まれていません。
ステロイドを心配する必要がない理由
- 気管支にのみ直接作用する
- ごく微量のため、全身に回る前に肝臓で分解処理(解毒)される
以上の2つの点が、吸入ステロイド薬を心配せずに常用できる理由です。
心配なのは、ステロイドの副作用を恐れてステロイド治療をせずに、気管支喘息の症状を悪化させることです。
使用後はのどのうがいをする
気管支喘息の治療薬吸入ステロイド薬使用する場合、たまに生じる以下のの副作用があるようです。
- 咳
- 声がれ
- のどのがヒリヒリする
- 口腔カンジダ症(一種のカビ)
吸入ステロイドを使用した後はのどのうがいをするように心がけましょう。
私は、そのようにして、上の副作用らしき症状は一度もありませんでした。
抗アレルギー薬で発作を予防
抗アレルギー薬は喘息の治療の中心ではありませんが、ぜんそく発作の予防薬として、重要な役割を担っています。
私の場合も、この抗アレルギー薬を治療の初め2カ月間は飲み続けました。
すでの喘息(ぜんそく)の2つの型「アトピー型」と「非アトピー型」で述べましたが、喘息はアレルゲンに対するアレルギー反応ですから、この抗アレルギー薬はその反応を抑える効果があります。
抗アレルギー薬にはいくつかの種類があります。
- ロイコトリエン拮抗薬
- Th2サイトカイン阻害薬
- メディエーター遊離抑制薬
- ヒスタミンH1受容体拮抗薬
などがあります。
気管支拡張剤はわき役だ!
気管支喘息の治療役において、気管支拡張剤がある。
ぜんそくの薬の代表的なもので、喘息の薬と言えば「気管支拡張剤」が真っ先に思い浮かぶ人も多いかも。
私も以前はそうでした。喘息の症状がでれば、これしか使っていなかったし、
喘息患者であった友人も、これしか使っていなかったからだ。
役割
しかしそれは喘息の治療の目的、つまり「長期間 喘息の発作が出ない普通の生活を維持する」ためにの治療の主役ではない。
気管支喘息の治療の主役はあくまでも、吸入ステロイド薬で、この気管支拡張剤は、「わき役」だと思う。
そうだからと言って、気管支拡張剤は必要ではないのでしょうか?
ドラマで「わき役」がいないと、主役が成り立たないと同じように、気管支喘息の治療というドラマにもこのわき役である、気管支拡張は必要だ。しかし、主役ではないのである。
気管支を広げ、呼吸しやすいようにする薬だ。(文字通り気管支拡張です。)
治療薬の最前線「アドエア」-2つの効果
気管支喘息の治療薬の最前線は、2007年から登場した、「アドエア」です。
このぜんそく治療薬はこれまで説明した以下の2つの配合薬が含まれています。
薬効
この気管支喘息の治療の中心である「アドエア」は、ステロイドによって、気管支の炎症を長期的に抑える働きと、気管支拡張剤(β刺激薬)の効果によって、気管支を長時間広げて(拡張)することができます。
つまり、ステロイドによる原因療法と、気管支拡張剤による対処療法の2つを同時に行い、喘息の症状を現在だけでなく、将来的にも抑え込もうというものです。
ディスカスタイプ
薬手帳は必要
喘息の薬の種類は多い
気管支喘息の薬は様々です。とくに長期管理薬(コントローラー)は多くあり、様々な組み合わせで処方されるでしょう。
そのために自分の薬はしっかり自分で管理しなければなりません。そのために、薬局で配布されている「薬手帳」は有効です。
手帳にしっかり記録
気管支喘息の治療状況や症状の変化によって、当然薬も変わるでしょう。
それで、いつ、どんな、またどれほどの薬で治療していたを記録しておくことがひつようです。引越しが多く、喘息の専門医やかかりつけの病院がたびたび変わる喘息患者なら、なおさら「薬手帳」は必須といえるでしょう。
漢方薬で治せないの?
薬と言えば副作用が気になる?
気管支喘息(ぜんそく)に限らず、誰でも病気は薬を使わずに治したいと思うもの!
使う必要があるなら、副作用の少ないとされている漢方薬が使えないかどうかが、気になりますよね!
何度も言うように気管支喘息の最新の治療は、ステロイド入り長期管理薬(吸入式)が中心です。
きわめて副作用が少ないものになっています。
私は、ステロイドと聞いただけで副作用のことが、頭をよぎり、拒絶反応を起こしました。
副作用の少ないとされる、漢方薬はなのでしょうか?
気管支喘息の新薬「オマリズマブ」で重症患者も楽に!
気管支喘息の治療が始まって、3か月半になります。
夜もぐっすり眠れて、比較的良好な状態を保っています。
やはり、長時間作用型の吸入β刺激薬アドエアディスカスがかなり良く効いているようです。
あとどれほど続けなければならないのでしょうか?・・・・・
治療最前線
ところで、私が治療で用いている 長時間作用型の吸入β刺激薬を使用しても、喘息の発作が出る重症喘息患者が全体の10%以上いるそうです。
そのような方は、飲み薬のステロイド剤を用いて気管支喘息の治療をしてます。
しかし、経口ステロイドは副作用が強く、長期間く飲み続けると、糖尿病、白内障、骨粗しょう症などを併発する可能性が高くなります。
そんな喘息(ぜんそく)の重症患者へ朗報です。新薬が登場しました。
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